そして、最後を飾るのはトクマルシューゴ。鉄壁のメンバーにイトケン・岸田佳也・ユミコ・三浦千明。そして初の田中馨欠席を埋める左利きの特命サポートベーシスト新間功人（1983/ふくろ/ENERGISHGOLF/oono yuuki他）。２曲のみゲストミュージシャンとしてYumboにも出演していた遠藤里美（テナーサックス）、麦ふみクーツェ楽団にも出演していた小林うてな（コーラス、スティールパン）を迎えた。

途中、『麦ふみクーツェ楽団』より皆本麻帆が登場。劇中で歌われた"いろいろな色"を披露し、客席からは『麦ふみクーツェ楽団』のメンバーが吹奏楽器で彩りを加える。エンディングのコーラスを会場中が合唱し、温かな空気につつまれた。

アンコールでは、明和電機の土佐社長がゲストとして登場し、ティンパニーやグラスカープ（魚の形をしていて、いくつものグラスハープを手回しハンドルで1度に演奏出来る、明和電機のオリジナル楽器。）などを駆使して"Rum Hee"をコラボ演奏し会場を盛り上げた。

大きな歓声に導かれるようにトクマルシューゴの熱い演奏が繰り広げられ、鳴り止まないアンコールを「解散！」と（時間切れのため）強制終了させ『TONOFON FESTIVAL 2015』は無事に幕を閉じた。