『TONOFON Festival 2011』photo report

浦上想起バンドソサエティ
奇想天外、複雑な楽曲でありながら、どんな人の耳にも自然と届いてしまう不思議な人懐っこさのある楽曲で注目を集める浦上想起。彼の初ライブを見たトクマルが感動しオファー、今回の出演に至った。 まだライブを行うようになって間もないが、全くそう感じさせないその実力は素晴らしく、浦上自身の歌と演奏、そしてそれを支えるメンバーのセンスと演奏技術の高さで、トリオながら鮮やかな演奏で一気に観客の心を掴んでいった。
また高度な演奏とは裏腹に、MCではボコーダーマイク(ロボットボイス)のまま話してしまい会場は笑顔に包まれた。
浦上想起バンドソサエティ
のこぎりバンド
それぞれ音楽活動を(しっかりマイペースを保ちつつ)精力的に行ってきた3人のメンバーが集まり、新たに結成された"のこぎりバンド(仮?)"。その名の通り、のこぎりで3人が合奏するという、なんとも不思議な編成のバンド。
のこぎりバンド

のこぎりバンド
のこぎりは知ってるけど音楽ができるの?と会場の子どもたちも興味津々。少し恐い危いのこぎりのイメージとは違い、なんともぽや〜んのほほ〜んとした音に会場が和む。
3人の雰囲気も合間って、温泉のようなライブであった。
のこぎりバンド

のこぎりバンド
のこぎりバンド
唯一無二の歌声で注目度の高まる優河と、最強の手練れ集団 "魔法バンド"!
彼女の声が発せられると、会場中が一瞬で引き込まれてしまう。じっとりとした会場に風が吹き抜けるような軽やかさ。そして、暑さを吹き飛ばすようなパワーも兼ね備えている。
優河with魔法バンド

優河with魔法バンド
単独ツアーを経てすぐのライブで、バンドの熟成度はかなり高まっている。どんなタイプの楽曲もバンドの魔法によって魅力が最大限に引き出され、それらを完全に歌いこなす優河の歌、素晴らしいバンドグルーヴが会場を包んでいった。
優河with魔法バンド

photo by Hideki Otsuka
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